クモ膜下出血(蜘蛛膜下出血)
脳は凸凹していまして、小さな空間が沢山あるのですが、その空間をクモ膜下腔といいます。クモ膜下出血とは、このクモ膜下腔で出血が生じ、脳脊髄液と呼ばれる液中に血液が混入してしまう状態をいいます。クモ膜下出血は、全ての脳卒中の約10%にあたり、突然死の約7%を占めています。 クモ膜下出血は高齢者よりむしろ壮年期の人に多いと言われています。また、一度起こると再発しやすいという特徴があります。