大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)
骨というのは、成長期に伸びていったり、骨折が治ったりと一生を通していつも作り替わっています。 そのための栄養を血液から得ているのですが、骨には、血行の良い場所、悪い場所があります。大腿骨とは、太ももの骨なのですが、元々血行が悪い場所になります。 そこから更に、何らかの原因で血行が悪くなってしまうと、骨を新しく作り替える事が難しくなり、骨の状態が、弱くなってしまいます。 大腿骨の頭の部分は、体重が多くかかる所ですから、症状が進み、骨が体重を支えきれない程に弱くなると、重みに耐えかねて潰れてしまいます。 血行が悪くなる原因として、過度の飲酒、喫煙、ステロイドホルモン等の薬物の使用、更年期によるホルモンバランスの乱れなどが考えられます。