脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)
私たちの身体は脳からの指令で動いています。 脳の下方には脊髄があって、背中の下方まで伸びています。 手の指程度の太さの非常に細長い器官です。 脊髄は3層の髄膜に保護されています。(内側から軟膜・くも膜・硬膜) 軟膜は脊髄に密着していて、外側のくも膜との間にある液を脳脊髄液と言います 通常、髄液の圧は一定ですが、自律神経の障害、体質的な原因、精神的な原因 事故などによる硬膜からの液漏れなどが原因で低い状態になり、症状が起きます。 症状としては、起立性頭痛を主として頸部痛、全身のだるさ、めまい、吐き気、 耳鳴りなど多数。